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プラスチック加工業(特に射出成形業)のため?の補助金公募開始!

最大1億円! 新ものづくり補助金とは
2024年度の「ものづくり補助金」は様々な改善点があります。
その中でも最も大きいのが「ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠」の追加です。
第17回ものづくり補助金は、省人化、省力化、自動化を余儀なくされておられる”プラスチック加工業界”、特に射出成形業界に向けた補助金といっても過言ではないと考えております。

 

省力化(オーダーメイド)枠の目的
省力化(オーダーメイド)の目的は中小企業・小規模事業者が人手不足の解消等を目的とした、生産プロセス等の省力化の取り組みを進めるため、個々の事業者のビジネスプロセスに応じたオーダーメイド型の省力化投資等を補助上限額を大幅に引き上げて支援するとされています。

中小企業・小規模事業者の人手不足は深刻な状況に陥っています。
日本銀行の企業短期経済観測調査(短観)によると、中小企業の景気判断は改善しているものの、人手不足の感覚が一段と強まっていることが明らかになっています。
特に非製造業の中小企業では、人手不足感が過去最高水準に達しており、多くの企業が賃金を引き上げる動きも見られますが、依然として人手不足は解消されていない状況です。

こういった背景もあり、省力化を図り、企業の効率化を高めていこうというのが省力化(オーダーメイド)枠の目的となっています。

 

省力化(オーダーメイド)枠の概要
■第17次公募 申請スケジュール

  • 公募開始・・2023年12月27日(水)17時~
  • 申請受付・・2024年2月13日 (火)17時~
  • 応募締切・・2024年3月1日  (金)~17時【厳守】

 

■第17次は省力化枠のみの公募
2023年12月に公開されたものづくり補助金 第17次公募の資料によれば、当該公募回で募集されるのは「省力化枠」のみとなっています。


ものづくり補助金|第17次公募要領

 

■実用例
省力化(オーダーメイド)枠の実用例としては下記が挙げられています。
熟練技術者が手作業で行っていた組立工程に、システムインテグレータ(SIer)と共同で開発したAIや画像判別技術を用いた自動組立ロボットを導入し、完全自動化・24時間操業を実現。組立工程における生産性が向上するとともに、熟練技術者は付加価値の高い業務に従事することが可能となった。

 

■プラスチック加工業( 特に射出成形業)向けの新たな申請枠⁈
新たに創設された「省力化(オーダーメイド)枠」は、デジタル技術(ロボット、AI、センサー等)を活用した専用設備 (オーダーメイド設備、SIerとの連携が必要)を導入することで省力化を実現させ る取り組みが対象となります。

中小企業・小規模事業者が人手不足の解消等を目的とした、生産プロセス等の省力化の取り組みを進めるため、個々の事業者のビジネスプロセスに応じたオーダーメイド型の省力化投資等を補助上限額を大幅に引き上げて支援するようです。
カメラセンサによる画像検査システムや協働ロボットによる省力省人化単体の設備。

生産設備のみ(射出成形機、押出機、ブロー成形機、真空成形機など)では申請不可となっていますが、上記にあるデジタル技術設備とコラボ申請すれば生産設備も申請することが可能。

ツタワはどちらの設備にも精通しており、数多くのアイデア、実績を持ち合わせておりますので、安心してご相談ください。


まとめ

今回「ものづくり補助金」に新設される「省力化(オーダーメイド)枠」のポイントは下記の通り。・
・ものづくり補助金に新枠「省力化(オーダーメイド)枠」が追加予定
・中小企業、小規模事業者の生産プロセス効率化と人手不足解消を目的とした、オーダーメイド型の省力化投資を支援。
・3~5年の事業計画策定が必要。主要要件には付加価値額と給与支給総額の成長率の増加、事業場内最低賃金の増加+αの要件がある
・ 機械装置、システム構築費(必須)を含む多様な経費が補助対象
・補助上限額は従業員数に応じて750万円から最大1億円
・AIや自動組立ロボットを用いた生産プロセスの自動化と効率化が実用例

2024年度の「ものづくり補助金」の省力化(オーダーメイド)枠は、中小企業が直面する生産性や競争力の課題に対応するための重要な施策です。補助上限と補助率の面で大幅な強化が図られており、特に大幅賃上げ特例の適用により、より大きな資金支援が可能です。これらの変更は、中小企業の持続可能な成長を後押しすることになるでしょう​​。

 

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